創業支援事例

専門家派遣による事業計画書策定で法人化と事業拡大を実現

企業の概要、課題

  • 「防水工事業者」を営む個人事業主。
  • 当社は、売上規模は小さいながらも創業当初より黒字化を達成していました。
  • 当社代表者は、さらなる事業拡大を考え、「新規事業への参入」および「会社の法人化」を決意しましたが、専門的な知識がなく、一歩踏み出せない状況にいました。

支援に至った経緯

  • 当社代表者は、以前から取引のある金融機関に事業拡大の相談を行いました。
  • その際に、新規事業への参入(外装洗浄事業およびエクステリア事業)に伴い法人化を行い、経営体制を整えて取り組むための事業計画の策定支援を希望したところ、金融機関から当協会の「専門家派遣事業」を紹介され申し込みに至りました。

支援の内容

  • 当協会の専門家(中小企業診断士)を派遣し、計5回の支援で新規事業参入と法人化に向けた事業計画を策定しました。
  • 専門家派遣後も、専任職員が定期的に状況を確認し、伴走した支援を実施しました。

支援の結果

  • 新規事業計画の作成により、「法人化が実現」し、法人として新規融資(保証協会付き)の借入れができました。
  • 専門家派遣終了後の状況確認では、計画2年目の売り上げが計画比170%となるなど、順調に推移しています。
  • 専門家派遣終了後における、定期的なモニタリングを実施する中、売上が順調に推移する一方で、代表者の業務量が増加し、資金管理や工事原価管理などに手が回らないという新たな課題が発生していることが判明。そのため、改めて専門家を派遣し、新たな課題である業務のマネジメント力向上に向けた支援をすることになっております。