ブックタイトル山梨県信用保証協会の現況 2020

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概要

山梨県信用保証協会の現況 2020

111 信用保証料 信用保証料(以下「保証料」という。)は、中小企業者・小規模事業者の皆さまと信用保証協会との信用保証委託契約に基づき、信用保証協会の保証をご利用いただく対価としてお支払いいただくものです。2 保証料率 中小企業者・小規模事業者の皆さまの経営状況に応じて、9段階に区分された料率体系を適用しており、料率区分は財務諸表の情報をCRD(注1)により評価して決定されます。 なお、特別小口保証、セーフティネット保証、流動資産担保融資保証などは9区分の料率体系によらず、一定の料率が適用されます。4 保証料の計算≪一括返済の場合≫    保証料=貸付金額×保証料率×保証期間(日)/365≪均等分割返済の場合≫  保証料=貸付金額×保証料率×保証期間(日)/365×分割係数3 保証料率決定のプロセス区  分①1.90(1.62)1.75(1.49)1.55(1.32)1.35(1.15)1.15(0.98)1.00(0.85)0.80(0.68)0.60(0.51)0.45(0.39)2.20(1.87)2.00(1.70)1.80(1.53)1.60(1.36)1.35(1.15)1.10(0.94)0.90(0.77)0.70(0.60)0.50(0.43)② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨責任共有対象制度(特殊保証(注2))責任共有対象外制度(特殊保証(注2))(注1)CRDとは、経済産業省の発案により、中小企業金融の円滑化を支援することを目的として創設された「中小企業信用リスク情報データベース(Credit Risk Database)」の略称で、中小企業の財務データを蓄積した日本最大のデータベースです。(注2)特殊保証とは当座貸越根保証、事業者カードローン当座貸越根保証、手形・電子記録債権割引根保証のことです。(注3)次の①~②のいずれかに該当する場合は、区分⑤の料率が適用されます。  ① 個人その他の法令で定めるところにより貸借対照表及び損益計算書を作成する義務を課されていない者であって、貸借対照表および損益計算書がないもの。  ② 事業開始後、最初の事業年度の決算における貸借対照表および損益計算書がないもの。担保提供による割引の適用ができている場合、0.1%を割引信用保証料率の決定9段階の保証料率を適用する保証一律の保証料率を適用する保証政策的に配慮された一律の信用保証料率が適用される保証[9段階の保証料率体系]  (単位: %)責任共有対象割引措置1責任共有対象外保証申込所定の一律保証料率割引措置 2      会計参与を設置している法人の場合、0.1%を割引    返済回数 均等分割返済 不均等分割返済~6回   0.70   0.777~12回   0.65   0.7213~24回   0.60   0.6625回~    0.55   0.61分割係数表信用保証のご利用にあたって信用保証料