山梨県信用保証協会の現況2013

山梨県信用保証協会の現況2013 page 32/58

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概要:
山梨県信用保証協会の現況2013

②安全性・有利性を考慮した効率的な資金運用を行うとともに、コスト管理の徹底・経費節減等により収益の確保に努め、財政基盤の強化を図る。資金運用については、安全かつバランスの取れたポートフォリオを重視しながら、地方債を中心とした効率的な運用に努めました(平均利回り1.81%)。また、電力使用量や部門別の時間外勤務の状況を周知するなどして、コスト低減意識の啓発を図り、費用の削減に努めました。上記行動を含めた業務活動の結果、収支差額は10億89百万円の剰余となり、この剰余金の半分にあたる額をそれぞれ収支差額変動準備金と基本財産(基金準備金)に繰り入れたことにより、財政基盤の増強が図られました。3人材の育成①連合会研修を中心とした外部研修に積極的に参加させ、質の高い信用保証・経営支援・再生支援など多様化する業務に対応できる目利き・アドバイザー能力のある職員の人材育成に努める。連合会研修16コース、中小企業大学校6コース、その他18コース、延べ40コースの外部研修に職員を派遣しました。財務分析等の目利きにかかわるもの、経営改善手法、及び再生支援の進め方等の多岐に亘る外部研修に参加し、ノウハウを習得することで職員の人材育成に努めました。②中小企業診断士の養成や通信教育の費用援助等自己啓発への支援に努める。中小企業診断士資格取得希望者への支援を実施し、1名が資格を取得しました。更に、全国信用保証協会連合会による、コンサルティングスキルの向上を目的とした信用調査検定の受験者への積極的な支援を行い、6名のマスター(上級)合格者を輩出しました。また、通信教育については、新入職員用コース、金融円滑化出口戦略コース、管理回収コース、日商簿記受験コース等の9コースに20名が受講し、費用援助を実施するなど、自己啓発の支援に努めました。4顧客サービスの向上①保証協会の認知度向上と各種保証制度の理解を深めるため、ホームページ、パンフレット等の充実を図り、中小企業者や金融機関により積極的な情報提供を行う。顧客の利便性、タイムリーな情報の提供を目的とし、平成24年9月にホームページを全面リニューアルしました。協会への提出書類をダウンロードする金融機関専用ページの設置をはじめ、保証制度の説明を充実させ、中小企業者や金融機関に、より効果的な情報提供を行うことができました。その結果、ホームページへのアクセス数は以下のとおり増加しました。リニューアル前(平成24年9月まで)→平均740アクセス/月リニューアル後(平成25年3月まで)→平均1,000アクセス/月また、新設した4制度(ネオパートナー等)の利用促進のためにパンフレットを作成し、金融機関、及び関係機関等に配布しました。更に、保証推進や協会認知度向上のため、ノベルティグッズを作製し積極的な広報に努めました。②顧客ニーズを把握するために中小企業者向けアンケートを実施し、ニーズに応えた業務の改善に努める。保証利用した中小企業者に対しアンケート調査を開始しました。具体的な意見や要望(保証料の軽減、事務手続きの簡素化、及び相談方法について等)を含めた集計結果は、全職員で共有し、事務改善や広報の充実などの業務改善に活用しました。また、この集計内容については、当協会ホームページにて公表しました。30