ブックタイトル山梨県信用保証協会の現況 2018

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概要

山梨県信用保証協会の現況 2018

いやしの里根場ごあいさつ 平素は、山梨県信用保証協会の信用保証業務につきまして、格別のご支援、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。 このたび、当協会の業務に対する理解を一層深めていただくため、ディスクロージャー誌「山梨県信用保証協会の現況2018」を作成いたしました。信用補完制度の仕組みや信用保証協会の役割、事業実績および財務状況などについて、できるだけわかりやすい説明を心掛け作成いたしました。ご一読いただければ幸いに存じます。 さて、平成29年度の県内経済は、一部の製造業において好調な動きが継続しており、特に半導体製造装置においては世界的な半導体需要の拡大を受け、受注・生産が増加しました。 しかし、県内の地場産業である宝飾業においては、国内需要の縮小や原材料価格の上昇等の影響により依然として厳しい状況下に置かれており、織物業においても、国内のネクタイ需要減退の影響等もあり、ネクタイ地の受注・生産は低調に推移しております。 県内景気は緩やかに拡大しているといわれておりましたが、景気回復を実感しているのは一部の企業や業種に限定されており、多くの中小企業・小規模事業者にとっては、依然として厳しい経営環境が継続した1年となりました。 この様な状況下、信用保証協会法が平成30年4月に改正され、経営支援や再生支援等も当協会が行うべき業務として新たに加わることとなりました。 今まで裏方であった信用保証協会がこれからは積極的に表にでていき、信用保証業務以外の様々な支援を積極的に行うことが期待されている表れだと感じております。 最後に、当協会は県内の中小企業・小規模事業者の皆さまに長年にわたり支えていただき、平成31年5月を以て創立70周年を迎えることとなります。 今後も、中小企業・小規模事業者の皆さまに信頼され必要とされる信用保証協会を目指し、関係機関等との連携を密に行い、地域経済の発展に向け、役職員一丸となり努力してまいりますので、引き続き一層のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。                               平成30年7月                   会長 山下 誠