ブックタイトル山梨県信用保証協会の現況 2017

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概要

山梨県信用保証協会の現況 2017

平成29年度経営計画1 .経営方針1業務環境山梨県の景気動向県内の景気動向は、生産面については半導体・液晶製造装置やスマートフォン関連部品等を中心に堅調に推移しており、公共工事請負額についても前年を上回る推移となっておりますが、設備投資については慎重姿勢が強く、持ち直しの動きに一服感があり、地場産業である宝飾業の受注、生産についても百貨店や催事での販売が低迷するなど低調に推移しております。米国の経済政策等、海外情勢の不透明感から株価・為替等の変動や原材料・燃料費の高騰等を懸念する動きもあることから、今後の県内景気動向については依然として慎重な見方が続いております。2業務運営方針県内の中小企業・小規模事業者は依然として厳しい経営環境に置かれており、支援への対策に万全を期すため、以下の内容を平成29年度の業務運営方針としました。123保証部門①金融機関や関係団体と勉強会や情報交換会を実施し、各種保証制度の情報提供を行う。②相互間の連携強化を図り、保証利用の拡大に努める。③関係団体と連携した経営相談会の実施や経営改善計画策定支援事業、専門家派遣事業を通じた支援を積極的に行い、顧客サービスの充実を図る。期中管理部門①創業後のフォローアップや経営支援、再生支援、事業承継支援等それぞれのライフステージに応じた支援に取り組む。②金融機関と連携した期中管理体制を構築し、代位弁済抑制に取り組む。回収部門①求償権の進捗管理を徹底し、回収業務の効率化に努めるとともに、回収につながる法的措置の実施やサービサーとの連携強化等により、回収の最大化に努める。②求償権消滅保証や経営者保証ガイドライン等を活用した再生支援に取り組む。4その他間接部門①コンプライアンスの徹底及び危機管理体制の充実により内部統制強化を図る。②民間企業への職員出向や各種研修等への参加により、多様で複雑化する業務に柔軟に対応できる、より広い視野を持った人材育成に努める。③「山梨県信用保証協会」をより身近な存在と認識してもらうため、顧客の意見やニーズを取り入れたサービスを実施し、顧客満足度向上に取り組む。26