ブックタイトル山梨県信用保証協会の現況 2017

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概要

山梨県信用保証協会の現況 2017

ごあいさつ平素は、山梨県信用保証協会の信用保証業務につきまして、格別のご支援、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。このたび、当協会の業務に対する理解を一層深めていただくため、ディスクロージャー誌「山梨県信用保証協会の現況2017」を作成いたしました。信用補完制度の仕組みや信用保証協会の役割、事業実績および財務状況などについて、できるだけわかりやすい説明を心掛け作成いたしました。ご一読いただければ幸いに存じます。さて、平成28年度の県内経済は、緩やかに回復しつつあるとされてきたものの、海外情勢の不透明感から株価・為替等の変動や原材料・燃料費の高騰等を懸念する動きもあり、依然として慎重な見方が続きました。また、後継者不足や高齢化等により事業継続を断念し、「休廃業・解散」を選択するケースは倒産件数を大幅に超えており、県内の中小企業・小規模事業者は様々な意味で、引き続き厳しい経営環境におかれております。こうした中、当協会では昨年度、地方創生に貢献しようとする事業者を金融機関と連携して支援する保証制度『地方創生支援保証「ネクスト」』を創設し、中小企業・小規模事業者に対する支援体制の充実を図りました。また、関係機関との連携強化にも努め、創業者および創業予定者に対する支援や経営サポート会議の活用、専門家(中小企業診断士)派遣サポート事業等、保証業務のみならず個々の中小企業・小規模事業者に即した支援を積極的に実施して参りました。今後も、中小企業・小規模事業者の皆さまに信頼され必要とされる信用保証協会を目指し、関係機関との連携を密にしながら、地域経済の発展に向け、役職員一丸となり努力してまいりますので、引き続き一層のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。平成29年7月会長山下誠観音平より甲府盆地を遠望(北杜市)