ブックタイトル山梨県信用保証協会の現況 2016

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概要

山梨県信用保証協会の現況 2016

ごあいさつ平素は、山梨県信用保証協会の信用保証業務につきまして、格別のご支援、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。このたび、当協会の業務に対する理解を一層深めていただくため、ディスクロージャー誌「山梨県信用保証協会の現況2016」を作成いたしました。信用補完制度の仕組みや信用保証協会の役割、事業実績および財務状況などについて、できるだけわかりやすい説明を心掛け作成いたしました。ご一読いただければ幸いに存じます。昨年度、山梨県韮崎市出身の大村智北里大学特別栄誉教授がノーベル生理学・医学賞を受賞し、山梨県初の名誉県民の称号が贈られたことは県民に夢と希望を与える明るいニュースとして伝えられました。一方、平成27年度の県内経済は緩やかな回復傾向にあるものの、アベノミクス効果は地方や中小企業等にはいまだ十分に行き届いていないことから、回復基調にやや足踏み感がみられ、県内の中小企業・小規模事業者については、依然として厳しい経営環境が継続した年となりました。こうした中、信用保証協会の活動としましては、創業者を支援する保証制度として「創業応援保証エール」の創設、保証付き融資の借換を行い返済負担軽減を図る「借換保証Rol Up」の創設、さらには安定した事業資金確保を図るための制度として当座貸越ローン「あんしん5000」の創設を行い、中小企業・小規模事業者に対する積極的な金融支援に努めてきました。また、関係機関との連携強化に努め、経営サポート会議の活用や経営改善計画策定時の費用補助、専門家(中小企業診断士)派遣サポート事業等、個々の中小企業・小規模事業者の経営改善・事業再生への支援活動についても積極的に行って参りました。今後も、中小企業・小規模事業者の皆さまに信頼され必要とされる信用保証協会を目指し、関係機関との連携を密にしながら、地域経済の発展に向け、役職員一丸となり努力してまいりますので、引き続き一層のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。平成28年7月会長平出亘山梨県笛吹川フルーツ公園(山梨市)