ブックタイトル山梨県信用保証協会 ディスクロージャー2014

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山梨県信用保証協会 ディスクロージャー2014

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概要

山梨県信用保証協会 ディスクロージャー2014

4広報の充実①保証協会の活動や取組を広く理解してもらうために、ホームページやパンフレット等を活用しながら、タイムリーな情報発信を行う。新聞及び商工団体の機関紙等への広告、並びにホームページへのタイムリーな情報の掲載を行いました。また、新たに関係機関向けの「四季報」、中小企業者向けの「信用保証ハンドブック」を作成・配布し、情報公開や、信用補完制度の周知に努めました。更に、ラジオCMを活用した「雪害相談」「経営改善計画策定への補助事業」の広報等、幅広く情報を発信しました。5顧客サービスの向上①協会に対する意見や要望等を「お客様アンケート」、相談会、及び企業訪問等により把握し、業務改善に努める。アンケート、相談会等での意見・要望等を全職員で共有し、その対応策を協議し業務改善に努めました。<主な意見>・保証料の低減・速やかな保証対応・資金繰り等の相談できる窓口を希望<改善への取組>・低率な制度資金の提案・迅速対応への徹底(事前協議制の廃止の検討)・定期相談会の開催外部評価委員会の意見等●保証部門では、経営力強化保証、流動資産担保融資保証(ABL)等の政策保証を積極的に推進し、中小企業者への資金繰り支援への貢献が認められます。更に、金融機関との提携保証(創業関連制度・優良企業向け制度)を活用することによる創業支援の充実、及びポートフォリオの良質化(保証資産の良質化)もうかがえます。設備投資等の大型資金需要には保全を要することが想定されますが、棚卸資産、売電権、営業権を始め、不動産担保に依存しない地場産業特有の保全担保を業界ごとに検討し、更なる資金繰り支援への対応を期待します。平成●期中管理部門では、金融機関及び関係機関との情報交換や再生支援協議会との密接な連携のもと、支援先の実情に応じた早期かつ適切な対応が行われており評価できます。特に、経営サポート会議による個別企業への経営改善支援の充実がうかがえます。今後においても継続支援に努め、頼りにされる保証協会であることを望みます。●回収部門では、低迷した不動産市況、及び非保全債権の増加による厳しい回収環境の中、きめ細かな折衝による定期回収の増加(前年比101.4%)や効率的な物件回収により計画額を15%上回る結果となり、努力の成果がみられます。また、求償権消滅保証を活用した再生支援にも取り組んでおり、今後も従来にも増して再生への支援活動の充実を期待します。2 5年度経営計画の評価●その他間接部門では、人材育成や能力向上への組織だった支援活動が行われており、更なる資質向上を図り、中小企業支援に活かしていただきたい。充実されたホームページ、及び多様な広報物等による幅広い情報発信の状況がうかがえます。今後においても、パブリシティ対策として、よりタイムリーで効果的に周知のできるPR活動を期待します。●平成23年度から3か年連続して大幅な利益を得ていますが、これには外的要因が大きく寄与しているものと思われます。現在の金融環境は金利等、費用の安いところに流れる状況があり、中期的にみて協会経営は厳しさが予想されることから、今まで同様に安定的経営に努めることが必要であります。一方、利益の一部を保証料割引・新商品開発等、資金繰り支援に努めるとともに、補助金、広報等による還元をすることで総体的な中小企業支援を行っていただきたい。31