ブックタイトル山梨県信用保証協会 ディスクロージャー2014

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山梨県信用保証協会 ディスクロージャー2014

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山梨県信用保証協会 ディスクロージャー2014

は実態の把握ができ、その後の弁済交渉をスムーズに行うことができました。代位弁済前面談22先(弁済契約締結9先、返済交渉中9先、完済1先、その他3先)③事業を継続している求償権債務者の経営状況を把握し、再生可能な企業については求償権消滅保証等を活用した再生支援に取り組む。事業継続先25先から決算書を入手し、再生の可能性について検証した結果、1先について求償権消滅保証を活用して再生を支援することとなりました。④年2回作成する「担当者別行動計画表」を活用し進捗管理の徹底を図るとともに、計画的な回収行動や、効果的な法的措置を講じることにより回収強化に努める。役席者と担当者で「担当者別行動計画表」をもとに回収行動の進捗や方針について協議しました。その結果、効果的な法的処置や増額交渉等の回収強化につながりました。法的措置:訴訟40件、競売18件、支払督促41件、仮差押6件⑤連合会等が開催する研修へ積極的に参加し、回収担当者での勉強会、OJTにより、管理回収に必要な専門知識の習得を行い、職員のスキルアップを図る。担当者のレベルに応じた外部研修への参加や、内部勉強会、及び顧問弁護士による勉強会の実施により、専門知識の習得が図られました。また、日常業務においては、OJTを積極的に行うことにより、職員のスキルアップを図りました。2定期回収の増加3①定期的な訪問・面談等によるきめ細やかな折衝を行い、定期返済先の増加に努めるとともに入金管理の徹底により、回収の増加を図る。約定弁済不履行先に対しては毎月の督促に加え、回収強化期間を設定し(H25.12~H26.1)、訪問による督促を強化しました。これにより、定期回収額の増加につながりました。定期入金回収額:297百万円(前年比101.4%)②約定弁済不履行先には、引き続き夜間・休日を含めた訪問等により督促の強化に努める。夜間、休日に訪問することで、平日では交渉できない先について、交渉の機会が得られたことは有効でした。夜間督促:8回実施(交渉102先内、面談61先)休日督促:6回実施(交渉132先内、面談75先)求償権管理の効率化平成2 5年度経営計画の評価①サービサーとの定期的な報告、会議等の実施による連携強化を図る中、無担保求償権の回収促進と県外転出者の回収強化に努める。無担保求償権は積極的にサービサーへ委託して回収の効率化と促進を図るとともに、県外転出者は当該地のサービサー営業所に委託することで回収の強化を図りました。また、サービサーと合同で会議を開催し、事務の統一や情報の共有を図り、連携した業務運営に努めました。サービサーへの新規委託:171件1,259百万円(前年比127.6%)県外委託回収実績: 162万円(前年比283.7%)②回収が見込めない求償権については、専任者を設け管理事務停止及び求償権整理を促進し、回収事務の効率化を図る。専任者を設けたことで、事務処理を迅速かつ適切に行うことができました。管理事務停止:企業数253先(前年比156.2%)求償権整理:企業数344先(前年比102.1%)29