ブックタイトル山梨県信用保証協会 ディスクロージャー2014

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山梨県信用保証協会 ディスクロージャー2014

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山梨県信用保証協会 ディスクロージャー2014

③優良企業向けの提携保証の推進により、債務のポートフォリオの良化を図り、保険収支の改善に努める。金融機関との保証実務についての勉強会や、定期的な営業店訪問により、提携保証(優良企業向け)の利用促進を要請した結果、提携保証における債務残高は2,360百万円増加(前年比118.1%)し、ポートフォリオの良質化につながりました。更に、保険収支においては、△709百万円となり、前年比50.8%と改善が図られました。④反社会的勢力等の保証利用を未然に防止するため、県暴追センターと連携を図るとともに関係機関や報道等から入手した情報のデータベースを作り審査において活用して適正保証に努める。山梨県企業防衛対策協議会への加盟、不当要求行為防止責任者講習(公安委員会主催)の受講、及び暴追センター役員との情報交換などにより、関係機関と連携を図り反社会的勢力等への対応の備えを行いました。また、情報のデータベース化についてはフォーマットを作成し、適宜、情報の蓄積・運用等を行うこととしました。⑤日本政策金融公庫からの保険金受領において、問題となった事案の留意点等を整理し、審査担当部署にフィードバックする事により、保証審査事務の適正化に努める。問題事案について、グループウェアを通して全職員で情報を共有するとともに、担当部署においては研修を行い、保証審査事務の適正化に努めました。2金融機関・商工関係団体との連携強化①金融機関のアンケート結果から保証協会へのニーズを的確に把握して、階層別の勉強会、情報交換会等の充実により、より一層の信頼関係の構築を図る。地元金融機関本部との情報交換会、営業店との勉強会(銀行12回、信用金庫9回、信用組合7回、商工中金1回)において協会への要望等を聴き取り、連携の強化と信頼関係の構築に努めました。金融機関からは、迅速な保証審査の要望が多かったことから、現在運用している事前協議制の廃止を検討しました。②商工関係団体との情報交換会を通じて、県内地域の企業動向等の情報収集に努め、保証審査や経営支援に活用する。商工会連合会との情報交換や、地域に根ざした商工会への訪問(県内全23商工会)により、地域ごとの経済情勢や企業の抱えている課題などの情報を入手し、保証部内で共有することで業務に活用しました。3創業及び新技術・成長分野への支援強化①創業者に対しては、保証時の調査と半年後のモニタリングを実施し、継続的な経営支援を行う。創業保証制度の申込みがあった52企業に対し保証時に企業訪問を実施し、面談による調査を行いました。また、内34企業については保証後半年経過時に再度訪問し、計画進捗のヒアリングを行うとともに、悩みや資金繰り相談を受け、継続的に経営支援を行いました。②関係機関と連携して、新技術開発・新分野進出の事業者の支援に努めることとし、制度保証を活用して積極的かつ柔軟に取り組む。金融機関との保証実務についての勉強会を通じて、新技術開発・新分野進出関連の保証制度の周知を図るとともに、申込みに際しては、商工会議所・商工会と連携を取りつつ、制度利用の促進に努めました。その結果、新分野進出支援融資(県制度)・ニュービジネス保証(協会制度)の2つの制度で、103件、1,458百万円(前年比247%)の保証利用となりました。26